作られた物語じゃないとわかりあうなんて難しい
わかりあうのには、
相手の感情に自分が共感できてかつ、
その共感を相手に伝える必要がある。
感動的なシーンには涙がつきものだけれど、
涙は感情が高ぶったときにでてくるもの。
だから、涙を流した時点で、感情を相手に伝えてることになるんだ。
その感情に共感できたら、一緒に涙を流せる。
むしろ、話の流れや状況によっては、受け手側が自然と涙を流してることもある。
涙っていう行動は、感情を伝えるのに大きな力を発揮する。
一方で、感情となると、言葉にするのが本当に難しい。
言葉では、自分がどれだけ好きか、心を打たれたか、
といったような感情は表現しきれない。
涙を流したり、取り乱したり、
赤面したり、怒りを露わにしたり、
行動が伴ってこそ、感情は伝わるんだ。
言葉だけじゃだめで、顔つきや行動を描写して初めて、
感情が伝達される。
その伝達過程は、言葉だけの世界からジャンプが必要で、
過程自体を言葉で表すなんてできない。
その言葉の壁をジャンプして乗り越えて初めて、
共感が生まれるんだ。
単なる言葉に縛られず、相手の行動からも感情を読み解き、
共感できる範囲を広げていきたいと思う。