本気になることには、計画を立てたほうがいい
今の仕事をしていて、そう思いました。
今の俺の仕事は会計コンサルで、
M&Aの買収側から、買収の対象企業の財務面の現状と課題をまとめる仕事をしています。
で、買収する側が見てるのって、対象企業の過去の事実と将来の見込みの矛盾がないか、
という視点なんですよね。
仮説があって、過去の事実がこうであるから、
将来はこうなる。
といったモデルを組み上げて、それなら利益が出るから買いましょう。
ざっくり言うとそんな流れ。
企業を買ってから、その企業が伸びるかどうかなんて、
その企業次第なんだけれど、投資家はその伸びることに賭けて投資する。
伸びる確率を確かめるために、過去の事実を確認する。
過去の実績と将来計画はひも付いている。
その考え方は、なんだか、個人的な目標達成のためにも使えるような気がしました。
現状で得られる過去の情報を得た上で、
将来の予測を緻密に構築して、未来を自分で切り開くような。
現時点である程度確定している未来を広げるというか。
例えば、少子高齢化社会の日本は、今後10年は人口が減り続ける、
といったそんな当たり前の未来を予測するような。
過去の事実、状況から、未来を予測する。
そんな能力が求められるんだと思いました。
本気になろうと思うことには、本気で現状を調べ尽くすと、
失敗は減るんでしょう。
一歩を踏み出しにくくなりますが。
そこはトレードオフのバランスですね。
個人でできるレベルのことなら、一歩踏み出してから考えるのもいいかもしれません。
でも、いつか、いずれは考えるようにしようと思いました。