自分らしさを定義する
俺は俺で俺らしく振る舞えばそれでいい。
じゃぁ、俺らしさとはなにか。
考えるのが好きだ。結論は出なくても、考えるという行為が好きだ。
結論を出さない(出せない)考えなんて、
全くもって無意味な所業だけれども、
自分の意識が「なにか」に向いている状態が好きだ。
意識が何にも向けられていない状態のときは、消えそうになる。
現実の問題を考えていたいんだろう。
結論を出したら、意識が終わってしまうから、
些細なことでも考え続けたくなる。
結論を先延ばしにしたくなる。
時には、時間が先延ばしを許さない。
決断しろと、迫られる。
そうなれば、自分は結論を出す。
時間ギリギリの土壇場に力を発揮するという、
まさに一般的な人間性を持っている。
考えれば考えるほどに、自分の薄っぺらさに嫌気がさす。
日常を表面的に楽しんでいるだけ。
中身は空虚が詰まってる。
空虚こそが自分なんだとしたら、自分らしさなんてないじゃないか。
定義しようがない。