読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

オレンジ色

雑談とか日常思ったこととか

結婚前に、離婚を想定して、所有財産を記録しておくべきか?

結婚後に築いた資産は、仮に離婚した場合には、貢献度によらず、
相手と半分ずつになります。

一方で、結婚前に築いた資産は、たとえ離婚しても自分のものになります。

だから、結婚前の自分の資産と、結婚後の資産とを分けて管理するのは、
離婚を想定した場合には理にかなっています。

かといって、離婚を想定して、結婚前の財産を記録しよう、
と相手に提案してもいいのでしょうか?

仮にですが、一方が財産記録しており、もう一方が、
財産を記録せず、結婚前の資産を取り崩して何か(家、車、生活費等)を負担していたとした場合、
離婚の際にどうなるのでしょうかね?

調査しないとよくわからない、という結果になりそうです。

調査が簡単に済めばいいですが、
予め決めていない、ということで、いろいろ調整が生じる可能性があります。

例えば、A月B日に結婚したとして、その日の互いの資産残高は、
預金通帳等でわかります。

でも、結婚資金の建て替えなどで、預金残高だけでは見えない資金のやり取りがあるとすれば、
結婚資金を立て替えてもらっている(現金がある)側に有利になります。

結婚資金は極端な額になるでしょうが、
その他のことでも同じ問題が生じます。

すなわち、実際の結婚前の資産はいくらだったのかが定めにくい、ということです。

だからといって、離婚のときのために、結婚前に財産の記録を提案するのは、
「離婚する気でいるの!?」
と相手に不安を与える可能性があります。

合理的に考えれば、離婚の可能性はゼロにはなり得ないので、
最悪ケースを想定するべきと考えます。

しかし、感情論には論理をぶつけても勝てないので、
仮に相手が感情だけに訴える人の場合には、この提案は避けたほうがいいでしょう。

その感情論に、今後一生付き合うことになりますが、
感情的な行動は、時には非常に感動的な場合もあるので、
リスクリターンの関係で採用することも理に適う、と思います。

相手が論理的に思考できる場合には、
離婚の場合を検討したうえで、最悪ケースでもどん底にはならない、
と互いに確認できるので、結婚生活にゆとりができやすい気がします。

最悪ケースを想定していない場合には、
例えば結婚後に、離婚することによって世界が変わる!と信じて、感情的に決断を下してしまう場合があると思います。

最悪ケースを想定することによって、夫婦生活が始まったとしても、
夢見がちな理想論と現実が離れていても、
最悪ケースよりはいいと感じられれば、離婚は回避されます。

期待値が大きすぎて、期待外れだった場合、もとの状態よりも悪いように感じるのでしょう。期待していたのだから。

だから僕は、財産確認を推奨します。
仮に結婚生活が終わったとしても、自分がどうなるのか想像して、
結婚生活のほうが良いと、互いに感じることができるなら、
最悪ケースを考える意義があります。

危機を常に想定する必要はないですが、
最悪ケースを想定した上で、重大な決断を下すべきでしょう。

最悪ケースを想定することで、最悪ケースより良い選択を選び続けられる、
そう思えれば、一番うまくまとまる気がしています。

 

財産は記録しましょう、ただし、普段はそれを忘れていましょう。

という結論でした。