目標をたてたら、上手くいかない
まとめ
スケジュールと数値の目標を立てなさい!
ってよく言うけれど、僕はそれじゃモチベーションが湧かない。
モチベーションが湧くのは、楽しいことでかつ、成果を求められないこと!
それでも、後から結果がついてきたら一番嬉しい!
記事はこちら↓
「目標を立てなさい」
「スケジュールを計画しなさい」
「逆算して今何をするべきか考えなさい」
人生でも仕事でも、よく言われることだと思います。
自己啓発本とかにも大抵書いてることです。
理想の未来を描きなさい!
なりたい自分を想像しなさい!
なんだかなー、僕はそんなことしてもモチベーションは上がりませんでした。
(やってみようとはしてみましたよ)
それよりも、本当に楽しかったときって、
無我夢中でサッカーをしたり、
時間を忘れて小説を読んだり、
なんだかんだと頑張って仕事をやり遂げたりしたときだなーと思います。
目標を立てて実行して満足した経験ってないなーと、そう思ったんです。
日本語を使えるようになったみたいに、
なんだか自然と身につけた感じといいますか、、、
もちろん精一杯頑張るのですが、
決められたスケジュールを守るために頑張るんじゃなくって、
もっと数値化できない、自分への期待に応じるために頑張るというか。。。
例えば、最近毎日筋トレをするようにしています。
ひ弱で腹筋30回もやったら息切れしてしまっていたのが、
今では余裕で50回できるようになっていました。
別に、いつまでに50回できるようになろう、って思ってたわけじゃないです。
ただ単に、
「よし、筋トレしよ!!」
って思ってやってたのです。
もちろん、裏の目的としてはダイエットだったり割れたかっこいい腹筋が欲しかったりするのですが、
別にいつまでに欲しいとか思ってません。
ただ、手段として筋トレを続ければ達成できることは知ってます。
だから、なんとなく、目標とかなく、ただやってるのです。
そのほうが、僕はやる気がでるし、
目の前のことに集中できる気がします。
巷で盛んな目標管理とかが合わないと思ったら、
目標なんかいらない!という考えもあるので、試してみては?
参考までに将棋の羽生善治さんも、あまり具体的な目標は立てないそうです。
以下、「捨てる力」の本文からの引用です。
「スポーツの世界がおもしろいのは、次の展開が読めないから、
結末がわからないから。
そういう試合になれば、プレイしている人も見ている観客もワクワクします。
意外性があって予測不可能な事態にこそ、本当のおもしろさがあると思います。
具体的な目標は、多くの場合、すでに形になっているもの。
もちろん目標が達成できればうれしいかもしれませんが、
あくまで限定的なもののような気がします。」
(出典:捨てる力 2013 羽生善治)
目標管理をしろ!!!
って人生論や生き方の哲学をみたらどれでも書いてて、
どうしたら良いのかわからなかった。
そんなときに、すっと心に入ってきた言葉でした。
わからないからおもしろいんだよね!
具体的なゴールを定めすぎちゃおもしろさを感じられないよね!
スポーツなら、この大会で優勝してやる!ってより、
ただ目の前の敵に「勝ちたい!!!!!」
って思ったほうが勝てる気がするし。
といった戯言でした。
万人に共通するとは思いませんが、
目標をたてても上手くいかない方へ、
むしろ目標を立てているからこそ上手くいってないかもしれないことを
お伝えしたいと思って、ここまで語らせてもらいました。
いかがだったでしょうか?
それではまた!