本当にほしいものは、ほしがったら手に入らない
決意して、
お金がほしい!って言ってもお金はふってきません。
一流になりたい!って思っても一流になれません。
頭が良くなりたい!って思っても頭はよくなりません。
スポーツがうまくなりたい!って思っても上手くなれません。
本当にほしいものって、抽象的なんですよね。
直接目指したら逃げていくものだと思います。
だから、ほしいものはサブの目的にして、
メインの目的を他に置くと、上手く行く気がします。
試験が近づくと部屋の掃除を始める感覚といいますか、
メインは試験なのに、
なぜか普段は達成できないサブの目標が達成されるんですよね。
だから、むしろサブ目標にほしいものを設置して、
メインはやるべきことにしたら上手くいくんじゃないかと思います。
例えば僕は、長期目標として英語で日常会話ができるようになりたい、
サブ目標として囲碁の上達と今置いていますが、
なかなか英語はやらないんですよね笑
今は囲碁打ってるから!っていう言い訳がついつい出てしまいます。
でも、僕は囲碁強くなりたいと思っていますし、
目的は達成できてるんですよね。
なんていうか、人間って天邪鬼だから、
2番手の目標ならなんとなく達成しちゃう感じがします。
大学の受験のときも、高3のはじめに第一志望とした大学は、
正直いって当初高望みだな~と思っていました。
目指すのはいいとして、冬に近づくにつれて現実的な志望校を考えようと思っていました。
あんまり志望校を意識しなかったんですよね。
そんなに、「行きたい!!!」とも思ってなかったし、
「行けたらいいなー」くらいの感覚でした。
それよりもサブの目標として、友達に負けたくない!というのがありました。
英語の小テストがあって、ゲーム形式で解いた数が個人別に出るんですよね。
その数をいかに短期間で稼ぐかに情熱をかけてました。
そしたら、なんだか自然と成績があがって、
第一志望校に現実感が湧いてきて、
じゃぁほんとに受けてみるかと思って受けたら受かっちゃったんですよね。
最初から第一志望校に受かるため!って勉強してたら、
受からなかったと思います。
途中でくじけてたと思います。
本気でほしがって、本気で手に入れようとして
手に入らなかったら悲しいじゃないですか。
だから、心の予防線として、
本気でほしいものは、
本気で目指す前に諦める、
そんな精神があると思うんです。
リーダーシップ論とかを唱えるすごい人はそんなことなくて、
自分がほしいから!全力を尽くす!
ことができるのでしょう。
7つの習慣のスティーブン・コヴィーさんとか。
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7つの習慣、ベストセラー本になったしほんとに良いこと書いてます。
でも、人間全員が実行するのは無理で、実行できる人は少数派だと思います。
僕は目標に向かって熱血漢で、情熱的で熱苦しい人間はちょっと引いちゃうし、
そうなりたいと思ったこともありません。
目標を達成したいとは思いますが、全力で目指せる強さは持ってません。
だから、メインの目標は目指さず、
サブ目標を達成していけば結果的にメインに近づいていた、
そんな目標達成のやりかたがいいなと思います。
成功者の言葉でよく、
「目の前のことを必死にやっただけ」
という表現があると思いますが、
僕はこれ、謙遜じゃなくて本心だと思ってます。
メインの目標は片隅においといて、目の前の目標を達成していたら、
いつの間にかメインも達成されていた。
そんなもんじゃないですかね。
目標を意識し過ぎたら諦めちゃう場合が多くなると思いますよ。
程々にメインの目標を見ながら、目の前のサブ目標を達成していくように。
これが僕が思ってる目標達成方法です。
いかがだったでしょうか?
それではまた!