人に頼る難しさ
まとめ
頼まれてうれしいときというのは、
頼まれた相手から、
「あなたは力を貸してくれる、頼りになる人だと私は思ってる」
という最高の褒め言葉をもらうようなものだからだ。
頼られるということは、認められているということだし、
助けになれるということは、自分に力があるということだから。
自分の力が及ばない分野で頼られてもピンとこないのも同じ理由。
頼るときには、相手の適性に沿った頼みをすると、良い人間関係になるだろうな。
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人から頼られたとき、めちゃくちゃ嬉しい気分になるときもあれば、
うわ、めんどくさ!って思う時もあります。
うまく人を頼ることができれば、
自分一人でやるよりも大きな成果が簡単に得られます。
だから人間は他人を頼りにして、企業という組織を作り上げて、
互いの協力を強制して、メリットを互いに享受するのでしょう。
「給料を貰えるから、組織のために働きます。」
企業と従業員の労使関係は端的に言えばこれだけですが、
仕事に対するモチベーションやらなんやら、
人間は機械じゃないので複雑です。
だから、人間関係として、「頼む」ことを円滑に進めて、
頼まれるほうも喜んで相手に応える関係が、一番望ましいと想います。
頼まれたとき、モチベーションが上がることがあります。
どういった頼みにモチベーションが上がるのか、ちょっと考えてみました。
例えば、俺は会計関連のコンサルで働いているからか、
1年以上連絡をとっていなかった友人(?)から、
「会計の問題で今困っていて、相談したいんだけど・・・」
って連絡がきました。
喜んで相談にのったところ、
ちょっとわかりにくい会計処理の論点でしたが、
解説を含めてものの30分程度で解決しました。
こちらとしてはあまり労力もかからなかったのですが、
友達からお礼として晩飯をおごってもらいました。
でも僕の気持ちとしては、晩飯になるから協力したんじゃなくて、
頼まれて嬉しかったから協力したんですよね。
なんで嬉しかったかって、
会計で頼るとしたら、俺だ!って思ってもらえたことです。
1年以上連絡もとってなかったのに、いきなり頼み事をするなんて失礼だ!
なんて思いそうなものです。
実際、僕が誰かを頼るとしたら、そう思って頼るのを諦める可能性が高いです。
でも、そうじゃなかったんだな、と思いました。
あなたの能力を、私は知ってるし認めてるんだよ!
「頼む」という行為には、こんなメッセージが込められてるんだと感じました。
それを応用して、組織でやろうとすると難しいです。
仕事は適性の有無に関わらず存在するので、
誰にとっても不適性な仕事も、誰かがやらなきゃいけないからです。
それでも、人それぞれの適性があるので、なるだけ適性にマッチした仕事を分担するように、心がけることは重要だと思います。
人の適性を見抜き、モチベーションが高まる頼み方をできるように、
俺も精進したいなーと思います。
それではまた。